この記事では「Xperia 10 Ⅲ」をワイモバイルで使ってみたレビュー記事です。
「Xperia 10 Ⅲ」は、Xperia 1 Ⅲの廉価版の位置付けになりますが、本体価格も54,000円(税込)、性能面では「Snapdragon 690 5G」を搭載し、メモリは6GB、容量は128GB、90Hzのリフレッシュレート対応に加えて約6インチ(2,520×1,080)のフルHD+(有機EL)、おサイフケータイ(FeliCa)、防水防塵(IPX5/8)という感じでバランスが良く普段使いであれば全く問題ありません。
ということで、今回はワイモバイルで「Xperia 10 Ⅲ」の申し込みの流れや、基本スペック・性能などをレビューしたので、検討している方の参考になれば幸いです。
※現在取り扱いは終了しています。
目次
ワイモバイルで「Xperia 10 Ⅲ」を申込もう
「Xperia 10 Ⅲ」をワイモバイルでを使う手順は6ステップで完了します。
- ワイモバイルへ申し込む前に準備しておきたいこと
- MNP予約番号を取得する(SoftBankユーザーは不要)
- ワイモバイルにて端末セットで申込み
- SIMカードとXperia 10 Ⅲが届いたら回線切替をする
- 旧端末から「Xperia 10 Ⅲ」へデータ移行をする
- SIMカードを挿してReno5 Aのセットアップする
手順①:ワイモバイルへ申し込む前に準備しておきたいこと
これから他社からワイモバイルで「Xperia 10 Ⅲ」をセット申し込みをしていきますが、その前に事前準備のチェックをしていきましょう。
- Yahoo!アカウントは取得しておくこと
- PayPayのアプリはインストールしておくこと
- 本人確認書類、クレジットカードは用意しておくこと
- 機種変更でXperia 10 Ⅲを申し込む形は旧端末のバックアップをしておくこと
ワイモバイルへ申し込むとYahoo!関連サービスやPayPayなどのサービスが有利になるのでYahoo!アカウントの取得やPayPay利用は必須になります。
むしろ、これらのサービスを使わないとワイモバイルは本領発揮できません。
また、オンラインでの申込みは毎月の支払い手続きはクレジットカードのみとなります。口座振替を希望する方はワイモバイルショップでの手続きとなります。
※端末代金だけは代引きも可能です。
店舗契約の場合は割引が適用されないことが多いので、余程の理由がない限りクレジットカードを推奨します。
また、本人確認書類もオンライン申し込みの流れでアップロードするので、免許証であれば先にスマホで撮影しておくとよりスムーズに申し込めます。
ワイモバイルへ乗り換えるタイミングで「Xperia 10 Ⅲ」に機種変更する方は直前でGoogleアカウントを使ったバックアップを取っておきましょう。
これらの準備が完了したら本題へ入っていきましょう!
手順②:MNP予約番号を取得する
現在使っている電話番号をそのままワイモバイルで使うには、申し込む前に現在利用中の事業社から「MNP予約番号」を取得します。
因みに、ソフトバンク/LINEMOに限りMNP予約番号の取得は不要なので読み飛ばしてください。
各社のMNP予約番号は以下手順で取得します。
docomo | ドコモスマホから「151」へ電話をかけ、MNP予約番号発行希望を伝える。「My docomo」からの取得も可能 |
---|---|
au | auスマホ・一般電話から「0077-75470」へ電話をかけ、MNP予約番号発行希望を伝える。「My au」からの発行も可能 |
楽天モバイル | 「my楽天モバイル」にアクセス>画面右上の三本線メニューから「my 楽天モバイル」→「契約プラン」→「各種手続き」→「他社への乗り換え(MNP予約番号取得)」 |
UQモバイル | 「my UQmobile」にログインした後、「契約確認・変更」のタブを選択>料金プランの「詳細を確認・変更する」をタップ>「MNP予約」をタップ |
発行されるMNP予約番号には15日間の期限がありますが、ワイモバイルへMNP乗り換えをするにはこの有効期限が10日以上必要になります。
トラブルを避けるために、MNP予約番号取得後はそのままワイモバイルへ申込みましょう。
手順③:ワイモバイルへ申し込む
MNP予約番号が取得できたらY!mobileへ申し込みましょう。
※Y!mobileには「ワイモバイルオンラインストア(本家)」と「ワイモバイルオンラインストア ヤフー店」の2種類がありますが、Xperia 10 Ⅲに関しては「本家」で申し込んだ方が割引額が大きいのでお得です。
ワイモバイル公式 | ワイモバイル ヤフー店 |
54,000円 | |
端末割引 18,000円 新規・MNP・機種変更 | 端末割引 11,880円 |
5のつく日・日曜日なら5,555円分のPayPayポイント | |
新規事務手数料無料 | |
実質価格 36,000円 | 実質価格 36,565円 |
ヤフー店の方は恒例の「5のつく日・日曜日」という時にセットで申し込むと5,555円分のPayPayポイントが取得できます。機種によってはそちらの方がお得になることがありますが、「Xperia 10 Ⅲ」に関しては本家の方が実質価格が安いですし、「5のつく日・日曜」関係なくいつ申し込んでもOK。なので、割引金額が変わらない間は本家を推奨します。
感覚的にはネットショッピングと同じなので難しい箇所はありません。
- Y!mobileオンラインショップ公式へ進む
- 「Xperia 10 Ⅲ」を選択
- 契約内容・料金プラン・オプション、支払い方法等を選択
- 基本情報、本人確認書類のアップ、クレジットカード情報の入力
- 最後に内容を確認したら申込みを完了させる
Y!mobileオンラインの申し込みでは、「本人確認書類(免許証など)」のアップロード、「クレジットカード情報の入力」が必須になるので、事前に準備しておくとよりスムーズです。
申込み完了後は登録したメールアドレス宛に自動メールが届くので、後は製品が届くまで待ちましょう。
[7/1までの申込み手順について]
予約宣言キャンペーンへ申込み
↓
こちら
↓
新どこでももらえる特典にエントリー
↓
こちら
↓
Y!mobileオンライン公式で申込み
↓
申込み後に“予約宣言をしてPayPayもらおうキャンペーン”へ応募
↓
Xperia 10 ⅢとSIMが届いたら開通手続き
↓
開通後にY!mobileのSIMカードを挿して、「My Y!mobile」の初期登録をする
↓
完了
※予約宣言の特典は10月中旬以降に、PayPayポイントのコードがメールにて届きます。
手順④:ワイモバイルの開通手続きを行う
製品が届くとSIMカードや「Xperia 10 Ⅲ」と一緒に開通手続きに関する書類が入っています。
その書類に回線切替専用の電話番号が記載されているので、そちらに電話を1本かけるだけで完了しちゃいます。
◆ワイモバイルカスタマーセンター切替専用窓口
- 0800-919-9809
- 午前10時~午後7時まで
- スマホからでも、固定電話からでもOK
- 自分の電話番号と申込み時に決めた4桁の暗証番号の入力が必要
- 最後に「1番」の”はい”で切替申込みは完了
混雑時は回線が切り替わるまで30分ほどかかると言われていますが、僕は毎回即時で切り替わりました。
これでワイモバイルの開通作業は完了です。
また、同時に今まで使っていた通信会社は自動で解約となります。
手順⑤:旧端末から「Xperia 10 Ⅲ」へデータ移行をしよう
「Xperia 10 Ⅲ」を新しく購入するということは、機種変更になるので旧端末から「Xperia 10 Ⅲ」へのデータ移行が必要になります。
Androidのデータ移行には基本「Googleアカウント」を使った方法が代表的ですが、最近はアプリを使った方法も多く存在します。
Googleアカウントを使って「バックアップと同期」しておき、「Xperia 10 Ⅲ」を起動させ【アプリとデータのコピー】を選択して直前でバックアップしたデータを選択するだけで復元は完了します。
Xperiaのデータ移行は公式サイトでも解説があるので、合わせて参考にしてください。
また、LINEアプリに関しては別途バックアップが必要になります。
LINEの引き継ぎに関してはLINE公式サイトで詳しく解説されているので、合わせて参考にしてください。
あともう1つゲームアプリに関しては、個々によって引き継ぎ手順が異なるのでプレイしているゲームアプリがある場合は事前に引き継ぎ確認をしておきましょう。
PASMOやSuicaなども機種変更時の引き継ぎがあるので、利用中の方は公式サイトを確認しておいてくださいね。
これで旧スマホから「Xperia 10 Ⅲ」へのデータ移行は全て完了です。
手順⑥:Xperia 10 Ⅲでワイモバイルの初期設定をする
無事にワイモバイルの開通作業が完了したら最後は「Xperia 10 Ⅲ」でワイモバイルのSIMカードが使えるように設定していきます。
とは言っても、「Xperia 10 Ⅲ」にワイモバイルのSIMカードを挿すだけなのでとっても簡単です。
↓↓
- 事前に旧端末側でバックアップを取っておく
- 「Xperia 10 Ⅲ」にワイモバイルのSIMカードを挿し電源を入れる
- ※最初の段階で「コピーする(データ移行)」という表示が出るのでデータ移行が希望の方はこの段階でデータ移行を行います。(コピー不要の方はスルー)
- データ移行の完了と共に「Xperia 10 Ⅲ」でワイモバイルが使えるようになります。
開通&初期設定が完了したら「My Ymobile」の設定もしておこう
ワイモバイルの利用開始後は「My Ymobile」とYahoo!アカウントの紐付けを行います。
これは、キャンペーン等で得られるPayPayポイントにも関わってきます。数分で完了しちゃうので、開通後はそのまま同時に設定しておきましょう。
「My Y!mobile」はPC・スマホのどちらかでも設定可能です。
「My Y!mobile」の登録手順は公式サイトで専用のページがあるので、そちらを参考に行えば数分で完了しちゃいます。
https://www.ymobile.jp/store//yservice/howto/android/myym/
また、「My Y!mobile」は専用のアプリがあり、毎月の支払い金額やデータ使用量など一目で分かるのでインストールしておきましょう。
オンライン購入であれば「Xperia 10 Ⅲ」はSIMロック解除状態で発送される
たまに質問されますが、ワイモバイル版はキャリア版どうように自社のSIMロックがかかっています。
Y!mobileでの利用であれば特に問題ありませんが、今後別の通信事業社に「Xperia 10 Ⅲ」を持込みで乗り換える際にはSIMロック解除をして、SIMフリー化する必要がある場合があります。
ワイモバイルのSIMロック解除自体は「My Y!mobile」から簡単にできますが、現在ワイモバイルでは、2021年5月12日以降に購入のSIMロック解除対応製品は、SIMロック解除の手続きを実施した状態でお渡しするという形になっています。
https://www.ymobile.jp/store//support/faq/view/25159
これは既に同月発売の「Reno5 A」を購入時の時に確認済みです。
また、SIMロック解除状態であればSIMフリー化になっているので、対応バンドをカバーしている通信事業社であれば理論上は使用可能です。
[注意]
少し話はそれますが、「Xperia 10 Ⅲ」はワイモバイルの他にdocomo版、au版などがあり、それぞれ品番が異なります。
- ドコモ版:SO-52B
- au版:SOG04
- ワイモバイル版:A101SO
そして、Xperiaのキャリア版は各キャリア限定の周波数帯しか対応していない例が多いです。
なので、「Xperia 10 Ⅲ」docomo版、au版を既に購入済みの方で他社への乗り換えを検討している場合は、同じ通信事業社の格安SIM・キャリアサブブランドの通信回線で選ぶ方が安全性は高いです。
- docomo版の「Xperia 10 Ⅲ」⇒ ahamoやドコモ系の格安SIM
- au版の「Xperia 10 Ⅲ」⇒ povoやau系の格安SIM
- ワイモバイル版の「Xperia 10 Ⅲ」⇒ LINEMOやソフトバンク系のSIM
この上記のような選択になりますが、乗り換え先の「動作確認一覧」に記載がないと自己責任扱いになってしまうので、これも覚えておきましょう。(この辺りがややこしいですよね。。苦笑)
またこれも余談ですが、オンラインショップと店舗では管轄が異なるので、仮にオンラインショップのサポートで「店舗だとどうなんですか?」という質問には答えてくれません。その逆も同じです。
なので、店舗で質問がある方は近くのY!mobileショップに出向きましょう。
[スペック]Xperia 10 ⅢとXperia 10 Ⅱの違い
続いては「Xperia 10 Ⅲ」の基本スペックを確認しておきましょう。
また、前作の「Xperia 10 Ⅱ」と比較しやすいようにスペックを並べてみたのでどこが変化したのかも確認しておきましょう。
Xperia 10 Ⅲ | Xperia 10 Ⅱ | |
CPU(SoC) | Snapdragon690 5G | Snapdragon665 |
OS | Android 11 | Android 10 |
ディスプレイ | 6インチ有機EL FHD+ 画面比率 21:9 60Hz | |
ストレージ | 6GB/128GB | 4GB/64GB |
メインカメラ | 広角 12MP f/1.8 超広角 8MP f/2.2 望遠 8MP f/2.4 | 広角 12MP f/2.0 超広角 8MP f/2.2 望遠 8MP f/2.4 |
インカメラ | 8MP f/2.0 | |
イヤホンジャック | あり | |
SIM | シングルスロット | |
認証システム | 指紋認証 | |
おサイフケータイ | 対応 | |
バッテリー | 4,500mAh | 3,600mAh |
サイズ | 約154x68x8.3(mm) | 約157x69x8.2(mm) |
重さ | 約169g | 約151g |
価格 6月19日時点 | 54,000円(税込) 割引き後は36,000円 | 46,800円 割引き後は25,200円 |
全体的に見ると前作よりも性能面やストレージ、バッテリー面が強化されたので良い感じのアップグレードだと個人的には感じます。
- Snapdragon 690搭載で処理性能が大幅にアップ
- ストレージ部分がグレードアップ特にRAMの6GBはgood
- 筐体サイズが若干小型になった
- バッテリー容量は4500mAhにアップ
- 本体は前作よりも18g重くなった
- 5Gに対応
前作の「Xperia 10 Ⅱ」は価格に対して少し不満が残りましたが今回のグレードアップは価格相応に仕上がった印象を受けました。
通常であれば54,000円しますが、割引が18,000円あるので実質36,000円で購入できちゃいます。(キャリア版よりも安いですね!)
また、現在の予約~発売開始後は発売を記念して「最大5,000円分のPayPayポイント」も貰えてしまいますし、「新どこでももらえる特典」の対象者であれば最大3,000円分のPayPayが追加されて実質28,000円です!
エントリーが完了したら、「Y!mobileオンライン公式」で申込み!
見た目もシンプル&ポップな感じで万人向けで使いやすいですね♪
「Xperia 10 III」のメインカメラ(背面カメラ)は1,200万画素(27mm標準 F2.2)+800万画素(16mm広角 F1.8)+800万画素(望遠 F2.4)のトリプルカメラを搭載しています。
試し撮りで撮影してみましたが写真が下手な自分でも良い感じに撮れました笑
まとめ
以上が「Xperia 10 III」をワイモバイルで使う手順でした!
Xperiaシリーズは毎回飛び抜けた部分はありませんが、シンプルさと使いやすさが人気で人気ブランドとして常に上位にいます。
また、Xperia 10シリーズはライトユーザー仕様のモデルとなっているので、より高性能を求める方は「Xperia 5シリーズ」や「Xperia 1シリーズ」を選ぶ形になりますが、7月9日に発売される「Xperia 1 Ⅲ」はドコモで約15万円、SoftBank版で約18万円と超高額です汗汗
「Xperia 10 Ⅲ」はY!mobileであれば五分の一~六分の一で購入できてしまうので、普段使いのライトユーザーはコッチを選ぶことをオススメします。
その人の好みにもよりますが、個人的にライトユーザーであれば「Xperia 1 Ⅲ」は完全にオーバースペックです。
現在は割引が実施され、36,000円(税込)で販売しています。この割引がいつまでかは不明ですが、人気機種なので在庫切れが予想されるため気になっている方はお早めにですね!