この記事では、ワイモバイルの料金プランについて詳しく解説しています。
Y!mobileの料金プランは2021年2月より新料金プランがスタートしました。(ソフトバンクプレスリリースはこちら)
このことから新プラン開始までは既存の料金プランと情報が混ざり合って少し分かりにくい状態になっています。
ということで今回は、「ワイモバイルの新料金プラン」の説明追記、および「旧プランの方が向いている人」などを掘り下げて解説していきます。
要点を絞ってレビューしているので、最後まで読めば初心者の方でもワイモバイルでどのプランを選ぶべきかハッキリとわかる構成になっているので、申込み前にぜひ参考にしてくださいね。
それでは、いってみましょう。
申込み先 | キャンペーン内容:6月版 |
---|---|
ワイモバイル (公式店) | ・SIMのみ+MNPで最大PayPayポイント3,115円相当を6カ月間プレゼント。 ・人気端末大幅割引!1円端末も発売中! ・新規事務手数料(3,300円)無料 |
ワイモバイル ヤフー店 | ・いつ申し込んでも可:SIM新規契約特典+どこでももらえる特典で最大8,000円分のPayPayポイント。また契約完了月の3ヵ月後月にPayPay加盟店にてPayPay残高での支払いで最大7,000円相当を付与。※現在最大23,000円分まで増額中! ・新規事務手数料(3,300円)無料 |
目次
2021年2月18日より開始 | ワイモバイルの新料金プランの概要を解説
まずは2021年2月18日より開始となった新料金プランを確認しておきましょう。
ワイモバイルの料金プランは以下の3つです。
プランS | プランM | プランL | |
データ容量 (1年目) | 3GB (4GB) | 15GB (18GB) | 25GB (28GB) |
月額料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
家族割or光割引 | -1,188円 | ||
家族割or光割引時の月額料金 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
通話 | 30秒/20円 | ||
10分かけ放題 | 770円/月 | ||
完全かけ放題 | 1870円/月 | ||
通信 | 4G/5G | ||
データ超過時 | 最大300kbps | 最大1Mbps |
※ワイモバイルで同時に端末を購入する方は、この金額に端末代金(分割・一括)がかかります。
1年間の運用コスト | |||
S | M | L | |
2回線目以降、おうち光(もしくは家族割)の場合 | 14,256円 | 25,080円 | 35,640円 |
1人利用の場合 | 26,136円 | 39,336円 | 49,896円 |
従来の料金プランとの大きな変更点は以下のとおりです。
- 全プラン4G/5Gに対応、料金一律
- 全プランのデータ通信量の変更
- かけ放題はオプションになる
- 「おうち割 光セット(A)」または「家族割引サービス(2回線目以降)」適用時の割引額:1,080円
- データ増量オプションは無くなる
- SoftBankやSoftBank on LINEとの相互の移行における各種手数料は2021年春以降は完全無料化になる予定
- ワイモバ学割は継続だが詳しい割引金額は現時点では不明
- 現行プランは新プラン開始と同時に新規受付は終了となる
- ワイモバイルは店舗のサポートを受けることが可能
新料金プランへの移行に伴い「10分かけ放題」は任意のオプションへと変更になるので、基本料金プランも現行プランより各700円安くなっています。
ただし、「新規割」や「データ増量オプション」は廃止となるので、個人的に「10分かけ放題」が必要な方は新料金プラン前に申込み、半年~1年くらい利用してから新料金プランへ乗り換えるという方法もアリだと考えています。
この他にも現状だと、「Y!mobileオンラインストア(ヤフー店)」で開催しているで最大で10,000円分のPaPayがゲットできるキャンペーンも併用できるのも魅力です。
また、2回線目以降は家族割が適用されるので、仮に全員プランSだった時の1年間の料金は以下のとおりです。
1人目 | 2人目 | 3人目 | |
月額料金 | 2,178円×12ヵ月 | 990円×12ヵ月 | 990円×12ヵ月 |
1年間合計 | 1人目+2人目+3人目=49,896円 |
メッチャ安いですよね。
2021年8月からシンプルプランでデータ繰越が可能になるよ
2021年8月より「シンプルS/M/L」でデータ繰り越しに対応になるというアナウンスが流れました。
ソフトバンク株式会社および株式会社ウィルコム沖縄は、“ワイモバイル”の料金プラン「シンプルS/M/L」について、余ったデータ容量を翌月にくりこしできるように2021年8月(予定)から改定します。同時に「シンプルS/M/L」の場合、「データ増量オプション」で追加されるデータ容量を増加します。いずれも月額料金に変更はなく、よりお得にご利用いただけるようになります。すでに「シンプルS/M/L」および「データ増量オプション」に加入されているお客さまは、改定後に順次適用されます。
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20210609_03/
UQモバイルでは既にデータ繰越対応となっていましたが、ワイモバイルは繰越非対応だったのでこれは嬉しいニュースですね!
また、合わせてデータ増量オプションで追加されるデータ容量も増加予定となっています。
これまでは「シンプルS」で1GB、「シンプルM」と「シンプルL」で3GBでしたが、改定後は、「シンプルS」で2GB、「シンプルM」と「シンプルL」で5GBになります。
https://www.ymobile.jp/store//sp/info202106/?ref=topticker
ワイモバイル旧プランについて
こちらが2021年2月まで申込みが可能な現行の旧料金プランとなります。
このプランはデータ通信量に応じてS・M・Rの3種類から選べるようになっています。
↓↓
スマホベーシックプランS | スマホベーシックプランM | スマホベーシックプランR | |
データ容量 | 4GB | 13GB | 17GB |
基本料金 | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
おうち割光セット(A)または、家族割 | ▲500円 | ||
新規割 | ▲700円×6か月 | ||
月額料金 | 加入月~7ヵ月目まで 1,480円 | 加入月~7ヵ月目まで 2,480円 | 加入月~7ヵ月目まで 3,480円 |
8ヵ月目以降 2,180円 | 8か月目以降 3,180円 | 8か月目以降 4,180円 | |
通話 | 国内通話であれば10分間かけ放題付き | ||
データ超過時 | 300kbps | 最大1Mbps |
また、基本料金は一定でずっと変わらない超シンプルなので誰にでも分かりやすいのが特徴ですね
料金プランの割引は「新規割」と「おうち割光セットA」or「家族割引サービス」
基本的な料金プランの割引きは、契約月の翌月から適用される「新規割」で最大6ヵ月間が700円割引き。もしくは「おうち割光セット(A)」、「家族割引サービス」が適用になると永年500円割引になります。
仮に家族3人、全員プランSでワイモバイルを利用した際、1年間の運用コストは以下のとおりです↓
1人目 | 2人目 | 3人目 | |
月額料金 | 2,180円×6ヵ月2,680円×6ヵ月 | 1,480円×6ヵ月 2,180円×6ヵ月 | 1,480円×6ヵ月 2,180円×6ヵ月 |
1年間合計 | 1人目+2人目+3人目=73,080円 |
データ増量オプションは1年間無料で使えるよ!
また、データ通信量は契約から1年間「データ増量オプション」が適用されます。
万が一、データ増量オプションのチェックを外して状態で申し込んでしまうと、適用されない上に、申込み後は有料となってしまうので注意しておきましょうね!
全プランに10分かけ放題が付いてるよ
ワイモバイルの新料金プランは旧プランと同じで、10分以内の通話が何度でもかけ放題になります。
ただし、10分を超過した時は30秒/20円で通話料金が発生していくので注意してくださいね
ワイモバイルの新料金プランの契約期間と契約解除料(違約金)について
2019年10月1日以降に申し込んだ方は、全員新料金プラン(スマホベーシックプラン)になります。
この新料金プランは2年契約もなく、違約金もありません。
また、2019年9月30日までに旧プラン(スマホプラン)を申し込んだ方は、契約月から24ヵ月の2年縛りと、契約期間内に解約または、他社へのMNPを行うと9,500円の契約解除料が発生します。
↓エントリーはこちら↓
キャリアとワイモバイルの月額料金を比較してみよう
それでは、今回はドコモを例にしてワイモバイルの料金と1年間運用した時を比較してみましょう。(※端末代は一切含まれていません。)
docomo(旧プラン) | |
カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ/5分かけ放題) (2年間の定期契約あり) | 1,836円/月 |
ベーシックパック(~3GBまで/ステップ2) | 4,320円/月 |
インターネット接続サービス | 324円/月 |
1ヵ月の料金 | 6,480円/月 |
2年間の合計 | 155,520円 |
docomo新料金プラン「ギガライト」で運用した時は以下の通りになります。
ドコモ新料金プラン | |
ギガライト~3GBまで | 3,980円 |
通話オプション(5分) | 700円 |
家族割引(3回線以上) | -1,000円/月 |
家族割引なし(単独) | 割引きなし |
2年間の合計 (3回線以上) | 88,320円 |
2年間の合計 (単独) | 112,320円 |
それでは、次はキャリアで使っているスマホを持って、そのままワイモバイルに乗り換えたらどうなるかを確認していきましょう。
(※端末代金は含まれていません。)
Y!mobile | |
スマホプランS (月4GB) 10分かけ放題付き | 2,180円×6ヵ月 2,680円×18ヵ月 |
2年間の合計 | 61,320円 |
- 「新規割」で月額700円割引
ここに加えて、家族全員でワイモバイルを使った場合は先ほどの「家族割引サービス」も適用になるので更に安くなりますね
1人目 | 2人目 | 3人目 | |
月額料金 | 2,180円×6ヵ月2,680円×6ヵ月 | 1,480円×6ヵ月 2,180円×6ヵ月 | 1,480円×6ヵ月 2,180円×6ヵ月 |
1年間合計 | 1人目+2人目+3人目=73,080円 |
たくさん電話をかける人は、キャリアと同じ「完全かけ放題」もあるよ
Yモバイルのスマホプランには標準で10分かけ放題が付いていますが、たくさん電話をするなら、「スーパーだれとでも定額」のオプション契約がお得です。
「スーパーだれとでも定額」は月額1,100円で、適用すれば何分通話しても通話料金がかかりません。
間違って無料分を超過してしまうとビックリ金額!?
ワイモバイルの話ではないのですが、ちょうど良い事例が過去にあったのでご紹介します。
以下画像は、息子が使っている楽天モバイルの料金明細のスクリーンショットです。
そーなのです。。
普段、息子はLINEの無料通話しか使っておらず、一般通話は使ったことがありませんでした。ですが、友だちとの通話でLINEの調子が悪かったみたいで一般通話から長電話をしてしまいました。
もちろん、僕の説明不足だったため怒ることは一切していません。がビックリですww
金額にはビックリですが、このサイトのネタにもなったし、まーヨシとしましょう苦笑
【セット購入をした方へ】ワイモバイルを解約または、MNP乗り換えする時は、SIMロック解除をしておこう
これは、ワイモバイルで「SIMカード+端末」のセット購入をした方が対象になります。
ワイモバイルで販売しているスマホには全てワイモバイルの「SIMロック」という物がかかっています。
「SIMロック」という物は、自社回線のみで他社回線では使えないようにしてある「鍵」ののような物です。
いいえ、
そんなことはありません。
ワイモバイルではその「鍵」を外す、「SIMロック解除」という手続きがあります。
このSIMロック解除を行えば、SIMフリー化(鍵が外れた状態)になるので、他社回線のSIMカードが使えるようになります。
まとめ:ワイモバイルの料金プランはシンプルでキャリアよりも安く運用できる
普段利用しているキャリアからワイモバイルへ乗り換えるだけで、毎月の月額料金がビックリするほど安くなります!
また、ワイモバイルなら格安SIMで懸念されている通信速度も問題ありません!
スマホは1人1台の時代ですし、毎月料金が発生する大きな固定費です。
新規の方は特に抵抗がありませんが、既にキャリアをお使いの方は若干の抵抗と不安があるかもしれません。
たった一手間を加えるだけで、今後のスマホ料金が大幅に安くなるから一度は検討してね
1つ1つ丁寧に進めていけば、何てことありませんので、「毎月のスマホ代が何とか安くならないかなー?」と悩んでいる方は、ぜひYモバイルを選択肢の1つに入れてみてくださいね。
また、毎月開催されているキャンペーンを活用すれば、よりお得になります!
↓エントリーはこちら↓