この記事ではシャオミの「Redmi Note 10 Pro(国内版)」をワイモバイルで使ってみたレビュー記事です。
「Redmi Note 10 Pro」は、本体価格も34,800円(税込)と低価格ながらも1億800万画素カメラや120Hzのリフレッシュレートに加えて2,400×1,080のフルHD+表示に対応し、約6.67インチの有機ELディスプレイを搭載した上位モデルに匹敵するほどの機能を備えたコスパ性が高いSIMフリースマホです。
この「Redmi Note 10 Pro」は対応バンドも幅広く、もちろんワイモバイルの4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。ただし、5Gには対応していませんのでその辺りは頭に入れておきましょう。
特に「Redmi Note 10 Pro」はワイモバイルとの相性も良く、「ワイモバイルへ乗り換えるタイミングで機種変更したい」という相談メールも多いです。
結果的に「Redmi Note 10 Pro」はワイモバイルで使えますが、せっかくなので乗り換える手順からセットアップまでをレビューしたので、検討中の方は参考にしてください。
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申込み先 | キャンペーン内容:6月版 |
---|---|
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目次
ワイモバイルで「Redmi Note 10 Pro」を使ってみよう
「Redmi Note 10 Pro」をワイモバイルでを使う手順は6ステップで完了します。
- Redmi Note 10 Proを購入する
- MNP予約番号を取得する(SoftBankユーザーは不要)
- ワイモバイルへ申込み
- ワイモバイルのSIMカードが届いたら回線切替をする
- 旧端末から「Redmi Note 10 Pro」へデータ移行をする
- SIMカードを挿してRedmi Note 10 Proのセットアップする
手順①:「Redmi Note 10 Pro」を購入しよう
「Redmi Note 10 Pro」はワイモバイルでセット販売していないので、ワイモバイルへ申し込む前に別途購入しておく必要があります。
「Redmi Note 10 Pro」はAmazonや楽天市場などで購入が可能です。
また、「Redmi Note 10 Pro」は国内版と海外版(グローバル版)の2種類が存在します。スペックやカメラなどの基本的な昨日は同じですが、重要な対応バンドの部分が異なります。
幸いにも国内版、海外版共通でワイモバイル(ソフトバンク)回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しているので基本的な部分は同じですが、どちらを選択しても自由ですが個人的には国内版を推奨します。
手順②:MNP予約番号を取得する
「Redmi Note 10 Pro」が手元に届いたら次はワイモバイルへ乗り換える為に「MNP予約番号」を取得します。
因みに、ソフトバンク/LINEMOに限りMNP予約番号の取得は不要なので読み飛ばしてください。
docomoでMNP予約番号を取得 | |
取得方法 | 電話・オンライン・店舗 |
用意しておく物 | 電話でMNP予約番号を発行してもらう場合、特に必要なものは特にありませんが契約本人に限ります。「my docomo」から手続きする場合は、ログインID、パスワード、ネットワーク暗証番号が必要です。 |
手順 | 手続きを行うのが携帯電話なら「151」、一般電話なら「0120-800-000」へ電話をかけ、MNP予約番号の取得を依頼。電話の受付時間は9:00から20:00まで。Webサイト「my docomo」で取得する場合は、スマホまたはパソコンから「My docomo」へアクセスしてください。 |
auでMNP予約番号を取得 | |
取得方法 | 電話・オンライン・店舗 |
用意しておく物 | 電話でMNP予約番号を発行してもらう場合、特に必要なものは特にありませんが契約本人に限ります。「my au」から手続きする場合は、ログインID、パスワード、ネットワーク暗証番号が必要です。 |
手順 | 携帯電話や一般電話から手続きするときは、「0077-75470」へダイヤルします。受付時間は9:00から20:00まで My au TOP >画面上部「スマートフォン・携帯電話」>ご契約内容/手続き>お問い合わせ/お手続き>MNPご予約 |
楽天モバイルでMNP予約番号を取得 | |
取得方法 | オンラインのみ |
用意しておく物 | my 楽天モバイルへログインするための楽天IDとパスワード |
手順 | 「my楽天モバイル」にアクセス>画面右上の三本線メニューから「my 楽天モバイル」→[契約プラン]→[各種手続き]→[他社への乗り換え(MNP予約番号取得)] |
UQモバイルでMNP予約番号を取得 | |
取得方法 | 電話・オンライン |
用意しておく物 | 電話の場合は自身のUQモバイルIDなどを確認しておく |
手順 | 「my UQmobile」にログインした後、「契約確認・変更」のタブを選択>料金プランの「詳細を確認・変更する」をタップ>「MNP予約」をタップ |
発行されるMNP予約番号には15日間の期限がありますが、ワイモバイルへMNP乗り換えをするにはこの有効期限が10日以上必要になります。
トラブルを避けるために、MNP予約番号取得後はそのままワイモバイルへ申込みましょう。
手順③:ワイモバイルへ申し込む
「Redmi Note 10 Pro」をワイモバイルに「持込みで使う」という形になります。
その場合は「SIMカードのみ」で申込みます。
そして、他社へ乗り換えるので契約内容は「他社からのりかえ」を選択します。(ソフトバンクからは「ソフトバンクからののりかえ」を選択)
また、新規契約に限り6ヵ月「データ増量オプション」が無料で使えます。
以下画像のように最初からチェックが入っているので、そのままにしておきましょう。
基本はご自身の希望するプラン選択や通話オプションなどを選択して申込みを完了させればOKです。
申込み後から中2~3日でSIMカードが届くので、それまで待ちましょう。
ワイモバイルへ申し込んだからと言って、すぐにSoftBankが解約になることはないので安心してください。SIMカードが届くまで通常どおり使えます。
手順④:SIMカードが届いたら回線切替を行おう
ワイモバイルからSIMカードが届いたら最後は「回線切替」です。
SIMカードと一緒に同封されている小拍子にも記載されているので省略しますが、回線切替は電話1本で簡単に行えます。
- 0800-100-1847
- 10:00 ~ 19:00まで
混雑時でなければ完了後、10分以内に切り替わります。
ワイモバイルへのMNPが完了すると、今まで使っていた通信事業社が自動的に解約になります。
回線が切り替わった後は「Redmi Note 10 Pro」でワイモバイルのSIMカードが使えるように初期設定をしてあげましょう。
手順⑤:旧端末から「Redmi Note 10 Pro」へデータ移行をしよう
「Redmi Note 10 Pro」を購入するということは、機種変更になるので旧端末から「Redmi Note 10 Pro」へのデータ移行が必要になります。
Androidのデータ移行には基本「Googleアカウント」を使った方法が代表的ですが、最近はアプリを使った方法も多く存在します。
Googleアカウントを使って「バックアップと同期」しておき、「Redmi Note 10 Pro」を起動させ【アプリとデータのコピー】を選択して直前でバックアップしたデータを選択するだけで復元は完了します。
また、LINEアプリに関しては別途バックアップが必要になります。
LINEの引き継ぎに関してはLINE公式サイトで詳しく解説されているので、合わせて参考にしてください。
あともう1つゲームアプリに関しては、個々によって引き継ぎ手順が異なるのでプレイしているゲームアプリがある場合は事前に引き継ぎ確認をしておきましょう。
PASMOやSuicaなども機種変更時の引き継ぎがあるので、利用中の方は公式サイトを確認しておいてくださいね。
これで旧スマホから「Redmi Note 10 Pro」へのデータ移行は全て完了です。
手順⑥:ワイモバイルのセットアップを行おう
最後は「Redmi Note 10 Pro」でワイモバイルの利用を可能にするためのセットアップ(APN)を行っていきます。
実際に「Redmi Note 10 Pro」のセットアップ手順を画像付きで解説していくので、参考にしてください。
「Redmi Note 10 Pro」の電源をOFFにして、側面にある小さな穴にSIMピンを挿し込み、SIMスロットを取り出します。
(SIMピンがない時はクリップや画びょうの代用でOK)
SIMカードをセットしたら電源をオンにして、[設定]>[モバイルネットワーク]>[アクセスポイント]>[APN一覧]へと進みます。
このAPN一覧には最初からYmobileのAPN情報があるので以下画像のようにチェックを入れるだけでAPN(初期設定)は完了しちゃいます。
僕の環境ではAPN一覧にYmobileが表示されましたが、万が一APN情報が無い時には手動でAPN情報を新規作成します。
↓ ↓
Yモバイルのapn設定 | |
名前(任意) | Y!mobile |
APN | plus.acs.jp.v6 |
ユーザー名 | ym |
パスワード | ym |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
認証タイプ | CHAP |
MMSC | http://mms-s |
MMSプロキシ | andmms.plusacs.ne.jp |
MMSポート | 8080 |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri |
上記の項目以外は何も入力しなくて大丈夫です。また、手動の際はスペルミスが原因で繋がらない時があるので、注意しましょうね。
ワイモバイルの初期設定関係は公式サイトでも専用のページが用意されているので、合わせて参考にしてくださいね。
⇒ ワイモバイルスマホの初期設定へ
(別ウィンドウが開きます)
APNが完了するとアンテナピクトの横に[4G/VoLTE]が表示されれば完了です。
以上で「Redmi Note 10 Pro」を使って、他社からYmobileへMNPする手順は全て完了となります。
「Redmi Note 10 Pro」ってこんなスマートフォンだよ
冒頭でも触れていますが最後に「Redmi Note 10 Pro」の特徴を紹介しておきます。
主な特徴は以下のとおり↓
- ミドルハイクラスのSoC「Snapdragon 732G」を搭載
- OSはAndroid 11をベースにした「MIUI 12」を採用
- 約6.67インチの有機ELディスプレイを搭載
- 解像度は2,400×1,080のフルHD+
- 10800万画素(標準)+800万画素(広角)+500万画素(望遠マクロ)+200万画素(深度)のクアッドカメラを搭載
- RAM6GB/ROM128GB
- microSDXCで最大512GBまで拡張可能
- リフレッシュレート120Hzに対応
- ステレオスピーカー
- 3.5mmイヤホンジャック
- 国内版は対応バンドが豊富
- 指紋、顔認証に対応
- バッテリーは5020mAh、33Wの急速充電に対応
- サイズは76.15(W)×164.5(H)×8.1(D) mm
- 重さは約192g
- FeliCaには非対応
- 5Gには非対応
- 価格は34,800円(税込)
この「Redmi Note 10 Pro」はかなり注目されています。
価格的には約3.5万円と従来であればミドルスペックの価格帯ですが、有機ELを搭載しリフレッシュレートが120Hzをに対応しているのも魅力の1つです。
基本となる性能もミドル最上位クラスを積んでいますし、1億800万画素がベースのクアッドカメラ、この他にもステレオスピーカー、指紋・顔認証、最大33Wの急速充電に対応など盛り沢山です。
見た目もgood!!
全体的にも高級感ある外観になっていて、個人的に今回購入したブロンズはかなり気にっています。
注意点を挙げるのであれば、「おサイフケータイ(FeliCa)」と5G通信には非対応となっています。
ただ、PayPayやファミペイなどのQRコード決済型アプリなどは問題なく使えるのでYmobileでも安心です。
また、国内版の「Redmi Note 10 Pro」は対応バンドも幅広いので今後ワイモバイルから他社への乗り換えを考えた時も選択肢の幅はとても広いのもポイントが高いですよね。
- 4G: LTE FDD B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/66
- 4G: LTE TDD B38/40/41(2545-2650MHz)
これだけ対応していれば、今後Ymobileから他社へ乗り換える時も選択肢がたくさんあるのは嬉しいですよね。
まとめ:Redmi Note 10 Proをワイモバイルで使う手順は簡単
以上が「Redmi Note 10 Pro」をワイモバイルで使う手順でした!
- 「Redmi Note 10 Pro」はワイモバイルで販売していないので別途購入しておこう
- ワイモバイルへ乗り換える準備をしよう
- SoftbankからのMNPなら「MNP予約番号」は不要だよ
- ワイモバイルへ申込もう
- SIMカードが届いたら回線切替をしよう
- 最後にAPN(ネットワーク通信設定)をしよう
Redmi Note 10 ProはYmobileでセット申し込みができないので別途購入が必要になりますが、端末自体もコスパ性が高く2021年上半期で間違いなく人気の1つとなるSIMフリースマホでしょう。
ただし、おサイフケータイ(FeliCa)が使えないので、普段の生活で必須な方には向きません。
PayPayやファミペイといったQRコード決済型であれば問題なく使えます。
YmobileはPayPayの恩恵を大きく受けますが、その点は安心して大丈夫です。