この記事ではシャオミの「Mi 11 Lite 5G(国内版)」をワイモバイルで使ってみたレビュー記事です。
「Mi 11 Lite 5G」は、本体価格も43,800円(税込)と4万円台前半ながらもハイエンドに近い「Snapdragon 780G」の性能を搭載し、軽量薄型、おサイフケータイにも対応しています。
6.55インチの有機EL(2400×1080)、6GB(RAM)/128GB(ROM)、4250mAhバッテリー、側面指紋センサー+顔認証など上位モデルに匹敵するコスパ性の高いSIMフリースマホです。
この「Mi 11 Lite 5G」は対応バンドも幅広く、もちろんワイモバイルの4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。3G回線の必須バンドにも全て対応しているのでこちらも安心して利用できます。
特に「Mi 11 Lite 5G」はワイモバイルとの相性も良く、「ワイモバイルへ乗り換えるタイミングで機種変更したい」という相談メールも多いです。
結果的に「Mi 11 Lite 5G」はワイモバイルで使えますが、せっかくなので乗り換える手順からセットアップまでをレビューしたので、検討中の方は参考にしてください。
最新のキャンペーン情報はコチラで詳しく解説しています。
申込み先 | キャンペーン内容:6月版 |
---|---|
ワイモバイル (本家) | ・SIMのみ+MNPで最大PayPayポイント3,115円相当を6カ月間プレゼント。 ・人気端末大幅値引!タイムセール1円もあり! ・新規事務手数料(3,300円)無料 |
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目次
ワイモバイルで「Mi 11 Lite 5G」を使ってみよう
「Mi 11 Lite 5G」をワイモバイルでを使う手順は6ステップで完了します。
- Mi 11 Lite 5Gを購入する
- MNP予約番号を取得する(SoftBankユーザーは不要)
- ワイモバイルへ申込み
- ワイモバイルのSIMカードが届いたら回線切替をする
- 旧端末から「Mi 11 Lite 5G」へデータ移行をする
- SIMカードを挿してMi 11 Lite 5Gのセットアップする
手順①:「Mi 11 Lite 5G」を購入する
「Mi 11 Lite 5G」はワイモバイルでセット販売していないので、ワイモバイルへ申し込む前に別途購入しておく必要があります。
「Mi 11 Lite 5G」はAmazonや楽天市場などで購入が可能です。
また、「Mi 11 Lite 5G」は国内版と海外版(グローバル版)の2種類が存在します。スペックやカメラなどの基本的な機能は同じですが、重要な対応バンドの部分が異なります。
幸いにも国内版、海外版共通でワイモバイル(ソフトバンク)回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しているので基本的な部分は同じですが、どちらを選択しても自由ですが個人的には国内版を推奨します。
また、MVNOでもセット販売している所もあります。リリース直後は端末割引額が大きいのでY!mobile以外で検討の余地がある方は覗いてみてくださいね。
他MVNOのセットだと端末価格が約半額で購入できてしまうのでインパクトは大きいですよね。
手順②:MNP予約番号を取得する
「Mi 11 Lite 5G」が手元に届いたら次はワイモバイルへ乗り換える為に「MNP予約番号」を取得します。
因みに、ソフトバンク/LINEMOに限りMNP予約番号の取得は不要なので読み飛ばしてください。
docomo | ドコモスマホから「151」へ電話をかけ、MNP予約番号発行希望を伝える。「My docomo」からの取得も可能 |
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au | auスマホ・一般電話から「0077-75470」へ電話をかけ、MNP予約番号発行希望を伝える。「My au」からの発行も可能 |
楽天モバイル | 「my楽天モバイル」にアクセス>画面右上の三本線メニューから「my 楽天モバイル」→[契約プラン]→[各種手続き]→[他社への乗り換え(MNP予約番号取得)] |
UQモバイル | 「my UQmobile」にログインした後、「契約確認・変更」のタブを選択>料金プランの「詳細を確認・変更する」をタップ>「MNP予約」をタップ |
発行されるMNP予約番号には15日間の期限がありますが、ワイモバイルへMNP乗り換えをするにはこの有効期限が10日以上必要になります。
トラブルを避けるために、MNP予約番号取得後はそのままワイモバイルへ申込みましょう。
手順③:ワイモバイルへ申し込む
「Mi 11 Lite 5G」をワイモバイルに「持込みで使う」という形になります。
その場合は「SIMカードのみ」で申込みます。
そして、他社へ乗り換えるので契約内容は「他社からのりかえ」を選択します。(ソフトバンクからは「ソフトバンクからののりかえ」を選択)
また、新規契約に限り6ヵ月「データ増量オプション」が無料で使えます。
以下画像のように最初からチェックが入っているので、そのままにしておきましょう。
基本はご自身の希望するプラン選択や通話オプションなどを選択して申込みを完了させればOKです。
申込み後から中2~3日でSIMカードが届くので、それまで待ちましょう。
ワイモバイルへ申し込んだからと言って、すぐに利用中の携帯会社が解約になることはないので安心してください。SIMカードが届くまで通常どおり使えます。
手順④:SIMカードが届いたら回線切替をする
ワイモバイルからSIMカードが届いたら最後は「回線切替」です。
SIMカードと一緒に同封されている小拍子にも記載されているので省略しますが、回線切替は電話1本で簡単に行えます。
- 0800-100-1847
- 10:00 ~ 19:00まで
混雑時でなければ完了後、10分以内に切り替わります。
ワイモバイルへのMNPが完了すると、今まで使っていた通信事業社が自動的に解約になります。
回線が切り替わった後は「Mi 11 Lite 5G」でワイモバイルのSIMカードが使えるように初期設定をしてあげましょう。
手順⑤:旧端末から「Mi 11 Lite 5G」へデータ移行をしよう
「Mi 11 Lite 5G」を購入するということは、機種変更になるので旧端末から「Mi 11 Lite 5G」へのデータ移行が必要になります。
Androidのデータ移行には基本「Googleアカウント」を使った方法が代表的ですが、最近はアプリを使った方法も多く存在します。
Googleアカウントを使って「バックアップと同期」しておき、「Mi 11 Lite 5G」を起動させ【アプリとデータのコピー】を選択して直前でバックアップしたデータを選択するだけで復元は完了します。
また、LINEアプリに関しては別途バックアップが必要になります。
LINEの引き継ぎに関してはLINE公式サイトで詳しく解説されているので、合わせて参考にしてください。
あともう1つゲームアプリに関しては、個々によって引き継ぎ手順が異なるのでプレイしているゲームアプリがある場合は事前に引き継ぎ確認をしておきましょう。
PASMOやSuicaなども機種変更時の引き継ぎがあるので、利用中の方は公式サイトを確認しておいてくださいね。
これで旧スマホから「Mi 11 Lite 5G」へのデータ移行は全て完了です。
手順⑥:ワイモバイルのセットアップをする
最後は「Mi 11 Lite 5G」でワイモバイルの利用を可能にするためのセットアップ(APN)を行っていきます。
とは言っても「Mi 11 Lite 5G」を使ったワイモバイルのAPNはSIMカードを挿し込み、APN一覧からチェックを1つ入れるだけで完了しちゃいます。
それでは実際にやってみましょう。
まずは「Mi 11 Lite 5G」の電源をOFFにして、側面にある小さな穴にSIMピンを挿し込み、SIMスロットを取り出します。
(SIMピンがない時はクリップや画びょうの代用でOK)
SIMスロットにSIMカードをセットしたら再び電源をオンにします。
そして、SIMカードを挿し込んだら[設定]>[SIMカードとモバイルネットワーク]>[アクセスポイント名]>[Y!mobile]をタップで完了。
APNが完了するとインターネットに繋がります。
僕の環境ではこの手順でAPNが完了したので一律だと思いますが、万が一APN情報が無い時には手動でAPN情報を新規作成します。
↓ ↓
Yモバイルのapn設定 | |
名前(任意) | Y!mobile |
APN | plus.acs.jp.v6 |
ユーザー名 | ym |
パスワード | ym |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
認証タイプ | CHAP |
MMSC | http://mms-s |
MMSプロキシ | andmms.plusacs.ne.jp |
MMSポート | 8080 |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri |
上記の項目以外は何も入力しなくて大丈夫です。また、手動の際はスペルミスが原因で繋がらない時があるので、注意しましょうね。
ワイモバイルの初期設定関係は公式サイトでも専用のページが用意されているので、合わせて参考にしてくださいね。
⇒ ワイモバイルスマホの初期設定へ
(別ウィンドウが開きます)
以上で「Mi 11 Lite 5G」を使って、他社からYmobileへMNPする手順は全て完了となります。
「Mi 11 Lite 5G」ってこんなスマートフォンだよ
冒頭でも触れていますが最後に「Mi 11 Lite 5G」の特徴を紹介しておきます。
主な特徴は以下のとおり↓
- ミドルハイクラスのSoC「Snapdragon 780G」を搭載
- OSはAndroid 11をベースにした「MIUI 12」を採用
- 約6.55インチの有機ELディスプレイを搭載
- 解像度は2,400×1,080のフルHD+
- 6400万画素(メイン)+800万画素(超広角)+500万画素(テレマクロ)のトリプルカメラを搭載
- RAM6GB/ROM128GB
- リフレッシュレート90Hzに対応
- ステレオスピーカー
- 国内版は対応バンドが豊富
- 指紋、顔認証に対応
- バッテリーは4250mAh、33Wの急速充電に対応
- サイズは75.73(W)×160.53(H)×6.81(D) mm
- 重さは約159g
- おサイフケータイ(FeliCa)に対応
- 防水/防塵:IP53
- 急速充電33Wに対応
- 価格は34,800円(税込)
シャオミの「Mi 11 Lite 5G」のは性能「Snapdragon 780 5G」というSoC(CPU)ですが、ミドル帯では最上位モデルとなりハイスペックモデルにも引けを取りません。
「Mi 11 Lite 5G」はよくライバルの「Reno5 A」と比較されがちですが、総合的な性能面だけだと「Mi 11 Lite 5G」の方が約1.5倍上です。
ただし、「Reno5 A」はY!mobile版で端末割引があり、18,000円で購入可能なので『そんなに拘りはないよ!』という方は「Reno5 A」を推奨します。
基本的なスペックの比較は以下のとおりです↓
Mi 11 Lite 5G | Reno5 A Y!mobile版 | |
OS | MIUI 12 (Android 11がベース) | Android 11 |
SoC(CPU) | Snapdragon 780G | Snapdragon 765G |
ディスプレイ | 約6.55インチ、有機ELディスプレイ、ゴリラガラス6を採用 | 約6.5インチ、有機ELディスプレイ |
解像度 | 2400×1080 フルHD+ | |
リフレッシュレート | 90Hzに対応 | |
メインカメラ | 6400万画素(メイン)+800万画素(超広角)+500万画素(テレマクロ)のトリプルカメラを搭載 | 6400万画素(メイン)+800万画素(超広角)+200万画素(マクロ)+200万画素(モノクロ)のクアッドカメラを搭載 |
サイズ | 160.53 × 75.73 × 6.81mm | 162 × 74.6 × 8.2mm |
重さ | 159g | 182g |
バッテリー | 4250mAh、33Wの急速充電に対応、充電器付き | 4000mAh、18Wの急速充電に対応、充電器は別途購入 |
イヤホンジャック | なし | あり |
eSIM | 非対応 | Y!mobile版は非対応 |
Bluetooth/Wi-Fi6 | 5.2/対応 | 5.1/非対応 |
防水 | 防滴(水濡れはOKだが水没はNG) | 防水(水没もOK) |
デュアルスピーカー | 対応 | 非対応(モノラル) |
おサイフケータイ | 対応 | |
購入方法 | 別途購入が必要 43,800円 販売所で異なる | セット購入が可能 割引込みで18,000円 |
薄さ、重さは圧倒的に「Mi 11 Lite 5G」が上なので軽さを求める方にはピッタリですね。
また、イヤホンジャックや防水性を求めるのであれば「Reno5 A」に軍配が上がります。
SIMフリー版の「Reno5 A」だと端末価格は同じくらいですが、Y!mobile版であれば割引セット購入で端末価格が18,000円と破格なのが魅力です。
性能面では「Mi 11 Lite 5G」の方が型番は上ですが、ネットサーフィン・SNS・動画視聴・LINE(メール)といった普段使いであれば体感的な誤差も感じないかと思います。
実際僕も両方を触って正直違いが分からないレベルです。
もし、「Mi 11 Lite 5G」がワイモバイルでの取扱いがあれば大幅な値引で良い勝負になるかと思いますが、現時点だと価格差が大きいのでコスパ面だけだと「Reno5 A」の方が有利ですね。
▼右側面には音量キーと電源ボタンが設置されています。話題の厚さ6.81mmは写真で見るよりメチャクチャ薄くて、軽いです!(159g)
上部にはマイクと赤外線センターが設置。
▼下部にはマイク、スピーカー、充電ポート(タイプC)、SIMスロットが設置されています。
3.5mmのイヤホンジャックは非搭載ですが、代わりに変換アダプタが同封されているので有線イヤホン希望の方はそちらを使います。
「」のカメラは64MP(メイン)、8MP(超広角)、5MP(マクロ)のトリプルレンズとなっています。
まとめ:Mi 11 Lite 5Gをワイモバイルで使う手順は簡単
以上が「Mi 11 Lite 5G」をワイモバイルで使う手順でした!
- 「Mi 11 Lite 5G」はワイモバイルで販売していないので別途購入しておこう
- ワイモバイルへ乗り換える準備をしよう
- SoftbankからのMNPなら「MNP予約番号」は不要だよ
- ワイモバイルへ申込もう
- SIMカードが届いたら回線切替をしよう
- 最後にAPN(ネットワーク通信設定)をしよう
Mi 11 Lite 5GはYmobileでセット申し込みができないので別途購入が必要になりますが、端末自体もコスパ性が高く2021年で間違いなく人気の1つとなるSIMフリースマホでしょう。
薄さや軽さもダントツですし、何よりFeliCaが使えるのはやっぱり大きいです。
もしワイモバイル以外の選択肢を考える余地があるなら、他MVNOであれば約半額で入手可能も魅力です。
※割引価格中なので品切やキャンペーンには期限があるので、検討中の方はお早めに。
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